引っ越しが決まり準備をするも、ただでさえ忙しい毎日の中に、引っ越しの準備をするとなるとなかなか進まないという現実があります。

その中でも新居に運ばない不用品の処分について、どんな処分方法があるのかを考えて行こうと思います。
この不用品の処分を後回しにしてしまうと、引っ越し日当日に間に合わず、家賃を追加で払うことになったり、指定のごみ出し日・ごみ出し方法を守らずに収集場所に置き、近隣の方に迷惑をかけたりと、散々な引っ越しになってしまうので、どんな処分方法があるかを把握しておくと、スムーズな引っ越しが実現するかもしれません。

引っ越しによる不用品の処分方法

引っ越し初心者の方でもこちらを見ればイメージが付くと思います。

１．分別ごみは2週間前からゴミ出し日を把握しておく。

こちらは日々燃やすごみや燃えないごみ、ペットボトルやビンカンなどのゴミ出しで把握はしているかもしれません。
ただ、こちらを把握して今ある生活ごみを捨てていかないと、引っ越し日前までに、捨てたいごみを捨てられなくなるかもしれません。2週間程度かけて日々の生活ごみや普段捨てない生活ごみなどを整理し、自分で捨てられる不用品は計画的に捨てておくと良いでしょう。

２．フリマアプリなどで売ることを検討。

ゴミ出し日に分別をしていると、捨てるのにはもったいない不用品も出てきます。

洋服・靴・かばん・化粧品・文房具・おもちゃ・ギター・デジタル機器・スマホ関連小物などなど。

自分は使わないけど、まだ使えるからもったいないあなぁ。
そんな不用品を上げればきりがありません。お部屋を片付けていると、こんなものもあったんだぁ～。という状況に陥ります。

時間にある程度ゆとりがある方は、フリマアプリやオークションアプリなどを利用してお小遣い稼ぎをしながら、不用品を処分するというもの一つの方法です。文房具のハサミを捨てればごみになります。誰かに譲ればリユースされます。地球環境にも優しいことです。

・メルカリ
・ヤフオク
・ラクマ

既に利用している方も多いと思いますが、上記からそれぞれのフリマ系サイトにアクセスできます。

３．リユースできるものはリサイクルショップ売却を検討

前項のフリマアプリなどでの不用品の売却ですが、こちらの難点と言えば、

• 販売までに時間がかかる
• 売れない不用品も出てくる
• 手間がかかる。
• そもそも売り方がわからない。

といったことです。

こんな人でも、不用品をリユースできる方法と言えば、リサイクルショップの活用です。
お店側が販売できるものであれば、あなたの不用品を買い取ってくれます。フリマ系サイトで販売するよりも安くはなりますが、不用品を素早く手放すことができるので以外と使えます。

有名どころのリサイクルショップでいうと
・BOOK OFF
・HARD OFF
・トレジャーファクトリー
本や、ハードウェアに特化していたリサイクルショップも今では幅広い品目を扱い始めてるのが特徴です。

また、
・キングファミリー
こちらは古着や服飾品などのアパレル関係の古着屋さんですが、大手リサイクルショップで断れてしまった古着なども、重さで買い取ってくれます。店舗によっては金額のつかない持ち帰りのお洋服も、無料で引き取ってくれる店舗さんもあります。

忘れてはならないのが、小規模だけどさいたま市・戸田市・蕨市を中心にサービスの手厚い運営をしているリサイクルショップ
・コスモスペース
・これわん
・宝島
効率だけを重視した大手リサイクルショップに比べ、柔軟に対応してくれるお店が多いのが特徴です。
大型の家具や冷蔵庫・洗濯機などは、出張でのお買取りにも対応していてるので、大型の不用品にお困りの場合は、こういった店舗さんに相談してみるのも良いかもしれません。

大型の家具は自治体の粗大ごみで行えるかを考える。

リサイクルショップで大型の家具などは出張で買取りしてくれる店舗さんもあるのですが、もちろんすべて買い取ってくれるわけではありません。

そうなるとご自身で家具を処分する方法を考えなくてはなりません。
普段あまり耳にしないですが、自治体の粗大ごみ処分のサービスはご存知でしょうか？こちらは、粗大ごみ収集券というものを購入し、自治体に事前予約をすることで、自宅の外まで粗大ごみを取りに来てくれるサービスです。

さいたま市：1点540円〜
戸田市：1点400円
蕨市：1点400円

と費用もかなり安いのが特徴です。

ただ・・・。ここでネックになるのが、自治体の粗大ごみの処分では事前予約が必要なのと、回収日の朝に粗大ごみをご自身で外に搬出する必要があることです。これがなかなか厳しいのですが、男手がいたり粗大ごみだけど小型の家具であれば、安価に処分できるので、手配できる環境の人は、粗大ごみの不用品は早めに手配しておいたほうが良いですね。

冷蔵庫・洗濯機などの家電リサイクルは、購入元などに問い合わせる。

自治体の粗大ごみでも処分できないのが、家電リサイクル法で定められた、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンなどの家電4品目です。

こちらは家電製品協会のサイトで詳しく見ることができますが、これらの家電製品は、その製品を購入したお店や、買い替え先のお店を通じて処分することができます。
こういったお店がわからなくなってしまった場合は、対応してくれる業者を探さなければなりません。

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは電化製品ですので、製造年が古いものでなければ、リサイクルショップでの買取もできるかもしれないので、一度相談するのも良いかもしれません。

引っ越し業者に処分してもらえるか確認する。

不用品の処分については、事前に準備をしていても何かと間に合わないこともあります。そうなるとどうするか。
こういった場合は依頼する引っ越し業者に引っ越しと同時に処分ができるか聞いてみましょう。

引っ越し業者の中には、処分の対応をしてくれる場所としてくれない場所があります。
費用面については、自治体の粗大ごみ処分よりかなり高額となります。こちらは民間の会社に依頼することになるので、当然と言えば当然のことです。また、家電リサイクルの処分については、ある程度法律で定められた金額があるので、家電の販売店に依頼するのとそこまで金額はかわらないでしょう。

不用品回収業者への依頼を考える

ここまでの方法でも対応できない場合があります。
粗大ごみの自己搬出はできないし、引っ越しを引っ越し業者に依頼するわけではない！そんなケースです。

こういった場合は、大型・小型・家具・家電製品を問わず不用品を回収してくれる不用品回収業者に依頼します。最後の頼みの綱ですね。
ただ、注意したいのが悪徳業者や無許可業者の存在です。

最初に提示してきた不用品回収料金を、後から高額請求してきたりと不当なやりかたで運営をしている不用品回収業者もいます。
また、本来家庭から出るごみは自治体の許可を得た一般廃棄物許可業者しか取り扱うことができません。依頼する場合は、さいたま市・戸田市・蕨市の指定する一般廃棄物の許可業者に依頼するのが一番安心ですね。

ただ、使えるものも処分するのが廃棄物業者です。
現在は古物商を取り扱うリサイクルショップが、買い取りをするほどでもないが、リユース目的で有料で不用品回収をし、かなり低価格で自店のショップで販売するという運営業態も出てきました。

不用品回収業者に依頼する場合は、一般廃棄物許可業者かリサイクルショップを運営する不用品回収業者に依頼するのが一番安心かもしれません。

引っ越しの時に困る、様々な不用品の処分方法まとめ

いかがだったでしょうか。不用品を処分するにも引っ越しの際はかなりの量、そして品目がある場合がほとんどです。事前の準備や手配から、最終的にご自身で対応しきれなかった場合など、それぞれで不用品を処分する方法があります。

引っ越しがきまったら、計画的に、そしてあなたに合った方法で処分をしていくと良いかもしれません。こちらを参考にしていただき、新生活を気持ちよくスタートできるとよいですね！